フィアット500eが2020年に新型発売!フルモデルチェンジで完全自動車

フィアット3代目フロント フィアット

「”カワイイクルマ”という言葉がよく似合う”フィアット500(FIAT500)”」
そんなフィアット500の電気自動車(EV)がフルモデルチェンジされ次期型500eで発売される模様!!

イタリアの自動車メーカーであるフィアットが初代500の製造に取り掛かったのはかなり昔の約80年前のこと。

そして3代目が2007年で、独自のプリティキャラクターが欧米や日本で人気を保ちつつ、2013年に電気モーターを設置した初代500eをアメリカ限定で発売されたんですよね。

この500eがフルモデルチェンジされ、2代目500eが登場予定!

新型フィアット500eの変更点ザックリ
  • 次期型4代目パンダをコンセプトにしている完全新設計のEV専用プラットフォーム
  • 完全電気自動車化による電動モーターの設置
  • 航続距離300~400kmと予想
  • 先進安全装備と予想
そこで今回、フィアット500eのお話をもう少し深く掘り下げてお話をしていきたいと思います。

ロサンゼルスオートショー2012で新型500e発表、2020年~2023年に発売の可能性!!

ポン君
「そのフィアットの”500e”っていう車の発売日はいつだと予想してますかねヱ?」
テンさん
「フルモデルチェンジで新しく生まれ変わる予定の500eの発売日につきましては、2020年春の発表が予想され、発売は秋から冬を予想。」

そもそもですが、フィアット500eのもとになっている”フィアット500”の生産が始まったのは約12年前の2007年から、はじまりました。

ただし、もう少し詳しくお話しをさせていただきますと、2007年製造フィアット500は3代目で、初代は約80年前の1936年なんですよね。

初代フィアット500(1936~1955年)
  • 2人乗りの超小型車、エンジンは水冷4気筒0.6Lの排気量
  • 初代外装デザインは丸みのあるボンネット脇のやや高めの位置に外付けされたヘッドライトに愛嬌があり、どこかネズミに似ていることからトポリーノ(ネズミ:イタリア語)の愛称がつけられている
  • ちなみに世界的に有名な映画ローマの休日(1953年上映)のワンシーンに登場している

フィアット500初代

2代目フィアット500(1957~1977年)
  • 正式名所は「FIAT・NUOVA・500(フィアット・新型・500)」
  • ボディスタイルが「サルーン、2ドアのステーションワゴン」
  • エンジンは2気筒エンジンの約0.48L排気量が搭載

3代目フィアット500が販売されてから1年後の2008年7月にロンドンモーターショーで初めて500eが発表されました。

そして2010年1月のデトロイトオートショーでは、コンセプトカーとして「500 Elettra」または「500 BEV Concept」として登場しましたが、このときはまだEV(電気自動車)と発表されておりませんでした。

そこから約2年後の2012年11月にロサンゼルスオートショー、翌年の2013年のフランクフルトモーターショーにて立て続けに発表されたのが市販用とされるフィアット500eが発表されました。

このモーターショーで発表された時の500Eの機能が、「押しボタン式トランスミッション、バッテリー式モーター」で実用的なプロトタイプをアピールしていました。

そして2013年7月より初代フィアット500eの販売が開始されます、少しというか、かなり特殊な販売が行われていたんですよね。

欧州や日本では新車販売はされておらず、アメリカの「カリフォルニア州、オレゴン州」の2つの州だけで販売。

ポン君
「なんでそんな特別扱いするの?」
テンさん
「理由としては、カリフォルニア州など他の20州には、大気資源局と呼ばれる排出ガス規制が設けられています。」

大気質に影響を与えてしまうのがガソリンやディーゼルなどエンジン。

そのために、エンジンやディーゼルを利用せずに走行する「電気自動車、プラグインハイブリッド、燃料電池自動車(水素)」を自動車を販売する全体の14%以上設置しなければ、罰金が科せられる仕組み(ZEV該当車)が設けられています。

そのようなことで、ZEV該当車に値する電気自動車のフィアット500eをアメリカのカリフォルニア州とオレゴン州だけで販売したと見られています。

その後に、搭載されたエンジンにより二酸化炭素や大気汚染物質などの排気ガス排出しないゼロ・エミッション車で、2つの州以外やヨーロッパでの販売を発表していましたが、結局は白紙状態でした。

この理由としては、500eを1台製造するだけで、フィアット会社はアメリカのカリフォルニア州の規制(ゼロ・エミッション)により、約70~80万円(10,000ドル)も収めなければいけないのが関係している模様。

ただ、このようなルールがうまく緩和した模様で、2019年に入ってから、次期型フィアット500の完全電気自動車バージョン「500e」のテスト車両がカリフォルニア州でで目撃されています。

そして2020年3月のモーターショーにて、フルモデルチェンジで新しくなる電気自動車のフィアット500eを発表が予定。

フィアットの最高経営責任者(CEO)オリバー・フランソワ氏が2017年11月に、このようなコメントを残しています。

チェックポイント
  • ZEVやCO2(欧州)の目標値を達成することが難しいために大量の罰金を支払う可能性が高い
  • そのため2030年までに販売台数の約20~25%をEVに変える販売市場を欧米
  • だけでなく拡大する
このようなCEOコメントから新型となるフィアット500eの販売は、北米やヨーロッパにだけでなく、わが日本でも十分に期待できるはず!

日本発売日の予想としては、2020年3月に発表され、2020年後半から2021年前半になるはずです。

500e新型モデルの車体サイズは、、、現在未定

新型フィアット500eのボディサイズは、アメリカのみで販売されていた現行型500eが大きくなると予想されています。

現行型500eのボディスタイルは、全長短め・車高低め・後部ドア跳ね上がりの”3ドアハッチバック”でしたが、新型からは全長が比較的長くなりワゴンモデルとして新設定されることがわかっています。

現行型500eのボディサイズは、全長3,617mm、全幅1,627mm、全高1,527mmで、車両重量は1,355kgです。

新型500eのボディサイズにつきましては、500より大きく、500Lと同等の全長や全高で、十分コンパクトなサイズが期待されます。

フィアット500Lとは?
  • 2013年より販売開始
  • ボディスタイルはワゴンモデル
  • ボディサイズは「全長4140mm、全幅1,780mm、全高1,660mm、車両重量2,612mm」
  • ちなみに車名の“L”は“Large”を意味
フィアット500
ボディサイズ
車名(フィアット) 500L 500 500e
全長(mm) 4140 3570 3617
全幅(mm) 1780 1625 1627
全高(mm) 1660 1515 1527
車分類 ワゴンモデル 3ドア
ハッチバック
3ドア
ハッチバック
ホイールベース(mm) 2612 2300 2300
前トレッド(mm) 1522 1415 1407
後トレッド(mm) 1519 1410 1397
車両重量(kg) 1260 990 1355
駆動方式 FWD FF FWD
最低地上高(mm) 115 115 115 mm

新型ト500eのパワートレイン「電動パワートレイン」搭載

フルモデルチェンジにより最新型となる500eのプラットフォームは、完全新設計のEV専用プラットフォームを採用する模様。

ただし、完全新設計でも、まったくのゼロから作り上げるのではなく、次期型4代目パンダをコンセプトにしているとのことです。

パンダとは?
  • 初代モデルは1980年からで、3代目が2011年発売
  • 3代目パンダのスペック
    ボディスタイル:5ドア小型ハッチバック
    全長×全幅×全高(mm):3655、1645、1550
    ホイールベース(mm):2,300mm
    車両重量(kg):1070
    駆動方式:5速MT、6速MT
    エンジン種類:直列2気筒+ツインエア ターボ+0.9L
  • 車名のゆらいは、初代の外装デザイン・カラーがパンダっぽいため、さらに販売市場が中国だった


それから、開発中のプラットフォームについては、完全なEV専用モデルだけでなく、内燃機関(ガソリンエンジン)の補助モーターとしても利用できるようにマイルドハイブリッドも考えられています。

マイルドハイブリッドは、12V型(48V型)ベルト駆動式スターター・ジェネレーターと呼ばれる、電気モーターからベルトを介して内燃機関エンジンの始動装置(スタータージェネレーター)を駆動してくれます。

このエンジンの駆動をアシストすることで、燃費とCO2の低減効果が見込まれるんですよね◎

それから500eに搭載予定のEV専用電動モーターの情報については、開発中のため不明な点も多いのですが、

2013年にアメリカ限定で販売された同社500eに設置されている電動モーターよりは力強いパワーが期待できるはずです。

ちなみに、同社500eの電動モーターが発生する最大出力は111ps、最大トルク20.4kgmです。500EVのパワーでも4人乗りで後部座席に荷物を載せた状態でも、快適に街なかを走れるはず。

新型となる500eの電気モーターは、さらに上を行く力で、2Lエンジンなみのトルクでパワフルな走行が期待されています。

それから、フィアット500のバッテリーは、蓄電容量24kWhのリチウムイオンで、1回の充電での航続は最大約140kmの性能を備えています。

新型500eでは車内にバッテリーを搭載するスペースから航続距離300~400kmと予想されています。

ライバル車の日産リーフEVやBMWミニEVと航続距離を比較すると、このようになります。

500eのライバル車の航続距離
車名 リーフEV
2代目
ミニクーパーEV
初代
500
3代目
500e
初代
自動車メーカー 日産 BMW フィアット フィアット
電池容量 40kWh 42.2kWh 24kWh 40kWh?
航続距離 400km 400km 140km 300~400km
発売日 2017年10月2日 2020年予定 2007年 2020年予定

新型500eの外装デザインは現行型(500)と大きな変更はない?

フルモデルチェンジで新型となる2代目のフィアット500eの外装デザインにつきましては、今の時代故だからこそ目立つ個性的なレトロデザインが引き継がれる模様。

フィアット3代目フロント

現行型500eは小粒で丸っこい外装デザインが特徴で、フロントバンパーの位置にオリジナルのエンブレムが装着され、その下に設置されているグリルは円状の穴がたくさん付けられ目を引き、フロントライトは丸みのあるヘッドライトに可愛らしさを感じます。

フィアットのCEOオリビエー・フランソワ氏によると、新型500eの外装デザインは「ひと目でフィアット500とわかるスタイルを計画している」と動画でコメントされています。

そんな中、2019年にアメリカのオレゴン州で新型と思われる500eがスパイショットされました。

スパイショットされた新型500eは、ベールに包まれている部分が多ために明確にはわかりませんが、全体的に同社500のデザインと変わりがない模様。

ただし、デザインの変更はなくても、電気自動車として進化されているのは確認されています。

500は明らかに電気グリッドに接続され、電気自動車の500(500e)であることが明らかになっているのがわかります。

現行型500には設置されていない安全装備の自動ブレーキ

フルモデルチェンジのフィアット新型500eの安全装備は、機能性の高い技術が備わると予想。

そもそも、現行型フィアット500eの安全装備の評価はかなり低いという結果が出ています。

この結果につきましては、北米のIIHS(米国道路安全保険協会)が行っている「スモール・オーバーラップ・テスト」と呼ばれる衝突試験において、500eは4段階の中で一番格下のpoor(不可)がくだされています。

スモール・オーバラップ・テストとは?
  • オフセット前面衝突試験の一種
  • 試験の内容としては、時速64Kmでアルミハニカムに運転席側の一部(オフセット率40%)を前面衝突させ、どれくらい衝撃力があるのかをテスト
  • 試験の評価は「good(優)、acceptable(良)、marginal(可)、poor(不可)」の4段階で評価
ポン君
「なんで?なんでそんな評価が悪いの?」
テンさん
「理由として、現行型フィアット500(500e)の安全装備の機能には、先進安全装備が設置されていないからですね」

駐車中に便利なリヤパーキングセンサーは標準に設置されているのですが、自動緊急ブレーキのような先進安全装備(アクティブ・セーフティー)などの安全技術が設定されていません。

そのため、新世代の500eでは、より多くの先進安全機能が準備されるはずです。

実際に、2015年に北米や日本で発売されたSUVスタイルのフィアット500Xの安全装備には、アクティブ・セーフティーが備わっていますよね。

フィアット500Xの標準の先進安全装備
  • 前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)
  • レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警報)
  • リアパーキングカメラ / リアパーキングセンサー(アラーム式)
  • エレクトロニックパーキングブレーキ

日本の国産車では軽自動車にも当たり前のように設置されている自動ブレーキ機能、この当然のようなアクティブセーフティーシステムが現行型フィアット500には設置されていませんが、同社500Xには搭載されています。

ルームミラーの裏側に専用カメラ・レーダーセンサーが前方対向車との距離や速度調節を行い、衝突のリスクがあると判断した場合にドライバーに危険を知らせるために、ブザー音やメーターランプで知らせてくれます。

さらに、ドライバーが回避行動を取らない場合、システムが自動的にブレーキを行い、速度調整まで可能となり、事故を未然に防いでくれます。

その他、500Xのグレード「Cross」には、さらに「アダプティブ・クルーズ・コントロール、ブラインド・スポット・モニター、 リアクロスパスディテクション、自動ハイビーム」が硬度の高い安全装備が追加されます。

新型500eのフルモデルチェンジ後の価格

ポン君
「おいくらですかね?フィアットの500eのお金わぁ?」
「高いんでしょうか?」
テンさん
「500eの価格帯は、どんくらいでフィアットが販売するのか、気になる人もいるはず」

現状として2020フィアット(Fiat)からの500eの公式リリース・プライスは発表されていません。

ただし、先ほどもお話したように、2020年3月にスイスのジュネーブで開催予定のモーターショーにてお披露目が予定されており、その後の発売になるはずです。

その発売時の価格につきましては、現行型500eのアメリカの価格は34,290ドル(日本円:360万円)で販売されていますが、新型は不明も点が多いのですが、現状よりも価格が上がる可能性があります。

フィアット500の価格
グレード 新車両価格
500e 3,600,000円
500
1.2 Pop
1,998,000円
500
TwinAir Pop
2,350,000円
500
TwinAir Lounge
2,670,000円

フルモデルチェンジにより最新モデルに切り替わる500eは、刷新されるプラットフォーム、パワートレイン、先進安全装備、外装デザイン、インテリアのシステムなどがかなりアップグレードされるはずです。

そのため、新型500eの価格は約300万円前後になると予想。

ちなみに500eのライバル車とされる「ミニ・クーパーSE、日産2代目リーフEV」の価格よりも、低めに計画するはずです。

グレード 新車両価格
ミニ・クーパーSE
※政府補助金を適用すると(約330万円)
4,980,000円
日産2代目リーフEV 3,250,000円

まとめ

ポン君
「うきゐ・・・おいらのしらんところで、大きくなったんだぁあ」
テンさん
「そうですよね」

って、まだまだわかっていないことが多いのですが今回はフィアット500eの最新情報をお伝えしました内容としては、まずプラットフォームですよね。

次期型4代目パンダをコンセプトにしている完全新設計のEV専用プラットフォームで、パワートレインは電動モーター、そして予想される航続距離300~400kmが期待されます。

安全装備は現行モデルのフィアット500とは大きく変わり、先進安全装備が設置されるはず!

ポン君
「そういったことになりますね」
テンさん
「そうですよね」

今回の最新情報が、少しでもお役に立てればさいわいですが、またさらに500eの最新情報がわかりしだいお伝えできればと思います。